マイノリティオーラ

周りに合わせることを求められる感じというか、
大多数が支持するものが正解であるというような風潮というか、

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そういうものが昔から嫌いだった。

そういうものに対する怒りというのは
僕が昔から持っているもので、
僕のコアにあるもののような気がする。

14歳のとき、中2の僕は聖飢魔IIに夢中だった。
いわずとしれたデーモン閣下率いるロックバンドだ。

当時聖飢魔IIの信者(ファン)と言ったら相当馬鹿にされた。

当時はBOOWYとTMネットワークが全盛の時代で、
聖飢魔IIの信者なんてほとんどいなかった。

聖飢魔IIの信者なんて言ったら迫害と嘲笑の対象だった。

でも僕は

「ふざけんじゃねー。間違ってるのはお前らのほうだぜ」

って思っていた。

また、ナメられることも嫌いだった。

高校生の時、初めてバンドを組んで
学園祭で初めてライブやった。

学園祭には全部で3バンド出たんだけど、
他の2バンドはすでにライブ経験もあって、
生徒にもそこそこ知られていて、
僕らのバンドだけ無名だった。

それもそのはず、そもそもライブやったことないし、
メンバーもパッとしない、いわゆるオタク系のやつらで。

地味だし、まあモテるタイプのやつはひとりもいなかった。

当然僕らのバンドには誰も期待していなかったんだけど、
僕はひとりで、

「ふざけんじゃねー。俺らが一番だ。見てろよ」

って思っていた。

結果、学園祭後の人気投票で、
僕らのバンドは一番でした。

まあ、とっても小さな話だけど、
ナメられているとむかつくし、
今にみとけよ、という気持ちは昔から持っていましたね。


山本さんという人に、

「井ノ口さんってマイノリティオーラがありますね」

と言われたことがある。

マイノリティオーラって何だよ(笑)!

って思ったけど、思い起こせば
昔からマイノリティ気質を持っていたんだと思う。

井ノ口

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