ロンドン時代

27歳目前の春の日、ロンドンに渡る。
franco&hide

「ロンドンでライブするため」

という目的で渡るも、渡英3ヶ月目に
貯金ゼロになり途方に暮れる。

語学学校のビラ配りなどをして食いつなぎ、
ひょんなきっかけで美容室で働くことに。

美容経験なんてないのになんで美容室で?

という疑問は抱きながらも、
「働いて生活費を稼ぐor帰国」の
二択を迫られ、働くことを選択。

エクステンションを編んだり、
シャンプーしたり、カラーしたり。

見よう見まねでシャンプー&ヘッドマッサージを練習・研究し、
気づけば、

「あのジャパニーズボーイにShiatsu マッサージをして欲しい」

という謎のご指名を受けるようになる。

(そんなメニューあんのかよ?初耳。)

(勝手に)お店のBGMの選曲係に就任。

(勝手に)コンピレーションCDを作りお店で流す。
イギリス人にUA、Ego Wrappin’、くるりなどの
日本人ミュージシャンの音楽を聴かせる。

毎日かけ続けたら、ジンバブエ人のスタッフが
UAの歌を謎の宇宙語で口ずさむようになる。

Royal Albert hallで行われるヨーロッパ最大級のヘアーショウ、
Alternative hair showにスタッフとして参加。

美容室で働きつつ、BarでDJしたり
ライブしたりという生活をし、ロンドンに3年住む。