マイノリティとして楽しく生きていく方法

僕はマイノリティだ。

吃音があったこともありサラリーマンの道を早々に諦めた。

ロンドンに留学して、DJやったしライブもした。
本気でミュージシャンを目指していたけど芽が出なかった。

この先どうやって生きていこう?
考えた30歳の春。

自分で稼いで生きていくという道を選択した。
2006年から一人でビジネスを始めて、もう15年以上たつ。

結婚もし子供も授かった。

僕は社会不適合者だと思う。そんな自分でも生きている。結構楽しく生きている。ロンドンまでヴィンテージの生地を買いに行ってその生地でスーツをオーダーしたり、企業家仲間とタイに旅行に行ったり、札幌のシメパフェを食べ尽くしたりするくらいには。

なぜそんな生活ができるかというと、
ライティング能力を磨いたからだ。
文章力、特にモノを売るための文章。

僕は留学エージェントで起業した。店舗のない留学エージェントだ。日本には腐る程ほど留学エージェントがあるけど、オンラインだけでやっているところはとても少ない。

当然不利だ。特に留学という特性上、100万円を超える高額なお金を預かるわけだから。語学学校の授業料のみならず、留学保険、航空券などを合わせると200万円近くの請求になることもある。顧客からしたら会ったこともない人に大金を預けるのは不安だと思う。

そこにあるのは「信用」だけだ。

渋谷あたりに綺麗なオフィスを構えて、スーツ着てネクタイして接客できるわけでもないのに信用してもらう必要がある

その信用はどこから来るのか?

文章。

それしかない。

僕の書いたホームページの文章、コラムの記事、メールの文面。
これらを通じて。

もちろんメールだけじゃなく、電話、Skype、LINE等を通じて話すこともあるけど基本は文章だ。そもそもホームページを見て興味を持ってもらえなければ話すところまでたどり着けない。

文章力を鍛えれば実際に合わなくても、留学のような100万円を超える高額商品でも売ることができる。

トーク力も文章力に依存する。ちゃんとした文章が書けないのに喋りだけうまいということはあり得ない。文章が書ければ喋ることができる。

だから磨くべきは文章力だ。

ロンドンでの留学経験から、留学エージェントを使わずに自分で留学する方法や、現地でお金をかけずに暮らす方法などをPDFにまとめたマニュアルをセールスページを作ってネットで販売した。


1万円の商材が400本売れた。


セールスページという文章だけのページに、
いきなり知らない人がやって来て勝手に売れた。

だから磨くべきは文章力だ。

特にネットビジネスでは。

いや、ネットビジネスという言葉はもう古い。今時ネットを使わないで行うビジネスの方が圧倒的に少ない。美容室はhotpepperを使って集客するし、飲食店は食べログを使うし、リアル店舗を持つアンティークショップがメルカリやヤフオクで出品することもごく普通なことだ。amazonも楽天も他のネットショップも使ったことがないひとはほとんどいないだろう。


どんなビジネスをやるにしても文章力が最重要。


僕と同じように、なんらかの理由で社会の要求に沿って生きていくことが難しい人、普通に会社員をやることが難しい人、クセが強すぎて周りから浮いてしまう人、会社員ができないわけじゃないけど自分を押し殺すのがしんどい人。そんなマイノリティな人たちにはライティングスキルを磨くことをおすすめしたい。

ライティングスキルを高めれば、会社に所属しなくても、無理に社会に適合させなくても、マイノリティの自分のまま、自分のリズムで生きていける。

一緒にライティングを学んで、マイノリティな人たちが楽しく生きていける社会を作っていこう。



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