『T2 Trainspotting』を観た。
アラフォー世代がリアルタイムだよね。
20代であろう観客もいたから感想を聞いてみたい。
この映画は、
「あれから20年経った今」
を見せつけられる映画だった。
主人公達は残酷なまでに歳を重ねている。
それは観ている観客も同じ。
トレインスポッティングは一作目は
「Choose Life(人生を選べ)」がテーマ。
今回のキャッチコピーは、
「Face your past,Choose your future」
過去に向き合い、未来を選べ。
このキャッチコピーがいいね。
観客も主人公と共に、「20年前のあの頃」に向き合い、
「あれから20年後の自分」を見せつけられる。
トレインスポッティングが公開されたのは1996年。
そのとき、僕は東京にいて、
シネマライズという映画館でこの映画を観た。
確か、シネマライズ始まって以来の
ロングランになったんだったと思う。
この映画はもろリアルタイム。
映画のパンフレットに主人公のレントンを演じた
ユアンマクレガーのインタビューが載っていて、
「1990年代のイギリスは、すげえカッコよかったんだよ」
と言っていたけど、
僕がイギリスを強く意識したものこの時代。
音楽もファッションもやたらカッコよかった。
そんな90年代のUKカルチャーの
ど真ん中にいたのが、この映画だと思う。
ビジュアルもそうだし、劇中に流れる音楽も然り。
この映画のなかにUKを見た。
僕がロンドンに留学したのには、
この映画は少なからず影響している。
今回も劇中に流れる音楽もよかったけど、
セリフが良かったな。
前回の『トレインスポッティング』は、
長いPVを観るような感じでを観ていたけど、
今回はセリフがやたら耳に入って来たな。
あの頃、トレインスポッティングを観た人は
きっと感じるものがあると思うよ。
今日の一曲はこちら
Lust For Life – Iggy Pop(Prodigy Remix)
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