たとえ50%だとしても -聖飢魔IIのミサ『特別給付悪魔』に行ってきた-

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吾峠先生の漫画が読めるのはジャンプだけ。
ハロウィンの夜に聖飢魔IIに会えるのは札幌だけ。

というわけで聖飢魔IIのミサ(ライブ)に行ってきました。

世界広しといえど、ハロウィンの夜に、しかも
満月の夜に聖飢魔IIを参拝できるのは札幌だけ。

今回の会場はhitaruというところだけど、前日に予定されていた
MISIA含めほぼほぼ公演中止または延期。

そんな中、聖飢魔IIはミサを決行。

今回のツアータイトルは
ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』。

今回はコロナ感染症対策として、

「事前に収録したビデオライブ+構成員(メンバー)による生トークショウ」

という形式での公演となりました。

マスク必須。入り口での検温あり。歓声禁止。
座席は定員の50%しか入れず、両隣は空いている状態。

各会場昼夜の2回公演を行うことにより、ソーシャルディスタンスを保ちつつキャパ分の人が全員観られるようにする形。ライブグッズはネットで先行販売をしていて、なるべく事前にネットで購入することを推奨し、ミサ当日も、公演時間の数時間前からグッズが買える状態にして、密を避けるという徹底ぶり。このような努力により、「鬼滅の刃」を上映する映画館よりも密ってない状態でのミサとなりました。

演奏しないので、100,050歳を超えた構成員(バンドメンバー)でも一日2回公演出来るし、おそらくだけど、会場費も倍にはならないんじゃないかな?通常のライブではリハがあるので、結局会場は朝から借りてるしね。

これはなかなか良いアイデアだなと。

コロナ禍におけるライブの可能性として、
「中止」「オンライン視聴」に加えた「第3の形」としてアリだなと。

聖飢魔IIが地球征服を終えて解散したのが20世紀末の1999年。それから5年に一度ペースで、同窓会的な感じでミサを行っています。2005、2010、2015ときて2020の今年がミサイヤー。聖飢魔IIの信者にとって2020年はオリンピックイヤーというより聖飢魔IIイヤーなのです。そう、5年に一度、聖飢魔IIが特別に給付されるのです(ただし有料)。

正直言うと、今回のミサは行かないつもりでした。だって、事前に収録したビデオを大画面で見るだけで、その場で聖飢魔IIの構成員が演奏するわけじゃない。しかも席に着席して視聴(立ち上がり禁止)。しかも大きな声を出すのもNG。「閣下〜!」とか声援を送れないんですよ!それはキツいなと。。。それじゃ楽しめないだろと。

しかし、なんと、札幌会場は当日券が出てたんですよ!

「は?聖飢魔IIってそんな人気なん?当日券くらいあるだろそりゃ?ってか席完売するの?」

と思った君、蝋人形にしてやろうか。

これは普段ではありえない話で、聖飢魔IIの参拝券(チケット)は全会場ソールドアウトするんですよ。当日、会場の外で「チケット買います」って紙を持った信者が溢れるのが常。買えないんです。やはり僕と同じように「今回はやめておこう」と思った信者がいたからでしょうね。

当日券があるという旨の告知を見た瞬間から、
ミサに行かないと決めていた僕の頭に

「お前はそれでいいのか?」

という囁きが聞こえ始めました。

その声が666回を数えたとき、
僕は会場に向かっていました。
きっと悪魔に操られていたに違いない。

“早く行け 消えてしまわないうちに たどり着け”

聖飢魔IIのミサの1番最後に演る『エルドラド』という曲の一説が頭を占拠。そして会場にたどり着き当日券をゲット。ミサまでまだだいぶ時間もあったので物販ブースもまだ空いていて、ゆっくり選べました。スタッフはもちろん悪魔のフェイスシールドをつけていましたw

悪魔の物品(ツアーグッズ)がまた優秀で、構成員の顔になれるマスクと骨モチーフのキーホルダーをゲット。骨モチーフなんてハロウィンにぴったりだけど、悪魔が作ってるんでお手の物w しかもこれ、接触防止リールキーホルダーで、ジーンズにつけたまま紐をビューンと伸ばして、骨でエレベーターのボタンを押したり、扉を開けたり出来る優れものw かなりの完成度で、生まれて初めてキーホルダーをジーンズに付けたいと思いました。

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今回のミサだけど、結論から言うと行ってよかったな。

聖飢魔IIは演奏はもちろんだけど、トークが面白いんです。閣下が面白いのはある程度知られてと思うけど、実は他の構成員も面白い。ミサの途中のMCコーナーで構成員同士が爆笑しあいながら話す姿からは、仲の良さが溢れていて、ほっこりしてしますのですw 悪魔のミサなのに。

今回もミサ映像の途中で構成員総出演のトークショーが始まりました。(登場のシーンでも歓声を上げられず、ただひたすら鬼のような大きな拍手で迎えるのは辛いw)今回のトークも大いに盛り上がりました。ま、普段のミサでも30分くらいMCしてるしねw

もちろん今回のミサは、信者はもちろん、聖飢魔IIの構成員の皆さんにとっても不本意だったでしょう。演奏できないわけだから、本来やりたかったことの50%もできなかったでしょう。でも、たとえそれが50%だったとしても、やった意味はあったなと。信者が求めているのは、音楽を奏でる構成員の姿を見ながら体を揺らすことであることはもちろんだけど、構成員に「会える」ことだろうと。

彼らは“会いに行ける悪魔”としての役割を全うしてくれました。芸歴35年のトークスキルでエンターテインしてくれました。ツアーグッズも販売してくれたので信者は思い出の品を手にして、信者同士で楽しむことができました。

このヴィデオミサを撮影することによって、仕事が激減しているだろう、PAさん、照明さん、カメラマンさんらの仕事も発注できたわけです。ミサ自体を中止にしたらゼロです。もちろんアーティスト側の収入も、イベント会社やグッズ製作会社の収入も。

中止にするのは簡単なんですよ。ミサ会場でコロナ出ちゃったら、日本中からバッシングされるのは目に見えてるしね。リスクが高いし何もしない方が安全に決まっています。でも彼らは実行した。

僕は聖飢魔IIからのメッセージだと受け取りました。

“たとえ50%だとしてもやることには意味がある”

と。

不本意な状況を嘆いていても何も始まらない。これは今のコロナちゃんの状況にもリンクします。観光をはじめ大変な業界はたくさんあるでしょう。公演を生業にしているアーティストは本当に大変でしょう。「コロナさえなければ」って少なくとも10万回は思ったことでしょう。

やりたいことの50%しかできなくても、30%しかできなくても、できる中で知恵を絞り、出来るやり方を模索し、顧客(相手)の求めることを考え、批判を恐れず実行しろ。

悪魔の背中はこう語っているように見えました。

骨のキーホルダーもOKマーク出してるぜ。
Devil bless you.
ハッピーハロウィ〜ン!

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