最近知ったんだけど、
Jamiroquaiのボーカル、ジェイ・ケイが
札幌の地下街を見て驚いた体験をまとめた曲が
”Virtual Insanity”だそうだ。
札幌公演で札幌に行った際、街に繰り出したら
通りに誰もいなくて、たまたま歩いていた老婦人に
「みんなはどこにいるの?」
って聞いたら
「ああ、案内するから付いておいで」
と言われ、階段を降りたら巨大な地下街があって、
たくさんの人が歩いていた。
その時の印象をホテルに帰ってから
曲にしたのがあの”Virtual insanity”になったと。
これは知らなかったなあ。
札幌で暮らしていると普通に感じてしまうけど、
確かにものすごい数の人が地下道を歩いているからね。
地下道の中にコンビニもあるし、
受刑者が作った家具なんかを売っている
マーケットみたいのもあるし、
ミニ物産展みたいなこともやっているし、
ライブもやっている。
もちろん実際は、地下街は札幌だけじゃなくて
東京にもたくさんあるけどね。八重洲地下街とか。
でも東京は地上にもたくさん人が溢れているからね。
札幌では、冬には地上ではなく
地下を歩いている人が圧倒的に多い。
ジェイ・ケイにしてみたら、
地上に人がいないのに
地下にこんなに人がいるのかよ!
地下都市かよ!
っていう驚きがあったのかもしれないね。
実際、地下道じゃなくて「地下街」だしね。
確かにロンドンにはこんなドでかい地下道はないからね。
いや、もはや地下道っていうレベルじゃないよね。
札幌駅ー大通駅ーすすきの駅っていう
3つの駅が全部地下道で繋がっているんだから、
考えたらなかなかの規模だよね。
札幌は夏以外はだいたい寒いし、雪多すぎだし、
こうするしかなかったのかもしれないけど、
突然知らない街にやってきた
Englishman in Sapporoとしては驚いただろうね。
ローカルで当たり前の景色は
外から来た人間から見たら
特異なものに映る、ということはよくある話。
日本は様々な面でガラパゴスと言われ、
世界の人から驚かれることが多いけど、
それに日本人自身が気づかないことが問題だよね。
かくいう自分も、
ロンドンから帰国したのが2006年だから、
気づけば12年経ってしまった。
どっぷり日本に浸かってしまった感があるね。
やっぱり日本は好きだけど。
また海外で暮らすということも
考え始める時期かもしれないね。
完全移住じゃないにしても、
一年のうちのどこかの時期を
海外で暮らすというのは
考えてもいいよな、と思う。
今日の一曲はこちら
0:36:00から字幕付きでジェイ・ケイが
札幌について語るシーンが。そしてそのままVirtual Insanityへ。
Jamiroquai – Live at Tokyo dome 1999
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