Bacardiがスポンサーをしている音楽イベント、
”Over the Border”のlaunch partyに行ってきた。
会場は日の出駅を出てすぐにあるTabloid。
倉庫が並んでいるエリアだね。
倉庫をオシャレにリノベーションした空間。
ロンドンに行く直前の2002年の春。
当時組んでいた音楽ユニットg-pan&tanktop
でライブを行ったのも、このあたりだったはず。
会場では、Bacardiを使ったカクテルが飲める。
というか、それしか飲めない。
ビールとか一切なしで、
モヒートやキューバリブレなど、
Bacardiカクテルのみ。
わかりやすい。
テーマは”Over the Border”
実は、今作り直している留学エージェントのサイト名も、
“Over the Border”や”Beyond the Border”
が候補に入っていた。
国境を超える、境界を超えるというのは
個人的に大事にしているテーマ。
島国ジャパンに住む日本人に
圧倒的に足りない部分だから。
そういえばその昔、『カパルアの音』
というブログもやっていたのを思い出した。
ハワイ語で「境界」という意味。
そうBorderだ。
音楽と街のノイズの境界線ってどこなんだろう?
ロンドンの街では音楽より街のノイズの方がよっぽど音楽的だ。
人々の生活する音、クラクション、マーケットで呼び込みをする人の声。。。
こういった”街の音”と”音楽”のカパルア(境界)はどこなんだろう?
どこからが音楽でどこまでがノイズ?
そんなことを考えながら
ロンドンの街の音をiPodで録り溜めていた。
そう考えると、15年以上前から
Borderというのは僕の大きなテーマだったんだね。
そんなわけでOver the Border
というコンセプトにまず共感した。
今回のは招待制のイベントで、
チケットを買うことはできない。
応募して、当選した人のみ招待される仕組み。
以前からフォローしている和田永くんも
Braun tube Jazz Bandとして出演する
とのことだったので、このイベントのことを知ってすぐに応募した。
結果当選。
招待制オンリーのイベントは
過去にも何度か応募したことあるけど
割とよく当たる。
ちょうどワイルドサイド部の部会で
東京に来るタイミングだったし、
「あ、これ当たるな?」
という予感がし、一日延泊するスケジュールで
飛行機もホテルも押さえていたけど
やっぱり当たった。
ワイルドサイド部の部長の島田さんを
誘い、日の出の会場へ向かった。
当日会場に入って気になったのは、
どうやって招待客を選んでいるか?
ってこと。
メディア関係者は当然招待でしょうね。
実際、知っているメディア関係の人も会場にいたしね。
可愛いモデルみたいなコもたくさんいたので、
これも当然招待だよね。
やっぱりイケてるクラブイベントには
イケてる女の子がいないと成立しないからね。
BACARDIがおしゃれでイケてるイベント始めたよー。
めっちゃおしゃれなイベント来たよー。
ってインスタでシェアされてなんぼだしね。
特に今回は一発目だし。
イベント主催者のスタッフも全員可愛かったしね。
モデルみたいなコも多かった。
というより実際モデルかもしれないね。
まあ、顔で採っていることは間違いなしって感じ。
お目にかかれなかったけど、
会場にはエリカ様も来ていたみたいだしね。
で、メディア関係者やモデルみたいな綺麗どころ以外の人、
つまり僕のような一般人をどうやって選んでいるのか?
ってこと。
単純に抽選なのか?
といえば違うんじゃないかなと思う。
なぜなら、
会場にいる人は「っぽい」人が多かったからだ。
業界人?
YOU、六本木好きだよよね?
クリエイター系ですか?
ファッション系?
みたいな人たちだ。
ワイルドサイド部のザッキーみたいな人は一人もいなかった。
まあ、ザッキーは最初から応募しないだろうけど。
実は僕も「っぽい」人として
分類されているのかもしれない。
(実際、よく「アパレル関係の方ですよね?」と聞かれる)
もしくは、
「コイツは音楽好きに違いない。
いろんな奴に言いふらすに違いないから呼ぶべし」
と認識されているかもしれない。
ちなみにこのイベントのことはfacebookで知った。
タイムラインにこのイベントの広告が流れてきたのだ。
この広告はザッキーのfacebookにも流れていたのか?
かなりターゲットを狭めて広告を出していたと思う。
このイベント見て、なんとも思わない人もきっと沢山いるし、
僕みたいに前のめりで速攻申し込みをする人もいる。
facebookとかGoogleとか使っている時点で
諦めているけど、僕の情報もがっちり取られて、
しっかり分類されているんだろうね。
ま、楽しげな音楽イベントの情報が届いたり、
招待客として選んでくれる分には大歓迎だけどね。
今日の一曲はこちら
会場で和田永君が
ブラウン菅テレビを演奏している様子。
ブラウン管に映る映像を
電気信号に変換し、演奏している。
映る映像を変えることで、音程をつけたり、
異なる音が鳴るようにしている。
地デジ放送開始と共に、2011年にアナログ放送は終了。
もう映らなくなったブラウン菅テレビを使っているところがいいね。
もう役目を終えた(死んだ)ものに
光を当てて、別の役割を与えて蘇らせる。
この和田君のセンスと視線に共感する。
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