スウェーデンが国全体をAirbnbに登録した。
これはスウェーデンの観光機関、
Visit Swedenが進める公式のプロジェクト。
公有の土地に自由に立ち入って滞在できるようになる。
スウェーデンでは「自然享受権」が保障されていて、
個人が所有する非公開の庭や、
作物が植えられている耕作地でない限りは、
誰でも自然に立ち入り、散歩やサイクリング、
キャンプなどを楽しめるそうだ。
https://sweden.withairbnb.com/
実際にリスティング(物件のページ)を見てみたけど、
Accommodates(許容人数):Everyone(何人でもOK!)
Beds:Unlimited(無限)
Bathroom:Anywhere(どこでもどーぞ!)
Check In:Whenever(いつでもどーぞ!)
こんな感じ。
Everyone,Anywhere,Unlimited,Whenever
すごいな、これ。
制限が。。。「ない」。
ここまで信頼されたらマナーを守るしかないよね。
問題が起き「たら」、
住民からクレームが来「たら」、
犯罪が起き「たら」、
と、たらたら言っている国とは大違い。
いや、多分問題は起こるけど、
そういうマイナス面よりも
プラス面にフォーカスしているところが良いね。
スウェーデン、好きになっちゃうしね、こんなんされたら。
行きたくなっちゃうよね。
そして多くの観光客が来て、
たくさんのお金を落として、
それが高い税金を通じて
国民に福祉として還元されるわけだから
スウェーデンの国民のためになるし。
ナイスな政策ですね。
国自体をエアビーに登録。
いやー、この発想はなかったなあ。
Bedtype:Natural
アメニティー:野生動物、本物のエアコン。
という感じで、書き方にも遊び心があっていいね。
これを国の観光機関が行なうんだからすごいよね。
日本のVisit Japanとは比べるのも残念な感じ。
ホテル業界に配慮してエアビー制限をかける国と、
国をあげてエアビーと組んで観光客を集める国。
行政のトップのセンスの違いが如実に出るね。
今日の一曲はこちら
Avicii/『Levels』
スウェーデンってことで。
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