SWEDEN ON AIRBNB

スウェーデンが国全体をAirbnbに登録した。

これはスウェーデンの観光機関、
Visit Swedenが進める公式のプロジェクト。

公有の土地に自由に立ち入って滞在できるようになる。

スウェーデンでは「自然享受権」が保障されていて、
個人が所有する非公開の庭や、
作物が植えられている耕作地でない限りは、
誰でも自然に立ち入り、散歩やサイクリング、
キャンプなどを楽しめるそうだ。

https://sweden.withairbnb.com/

スクリーンショット 2017-05-25 12.38.22スクリーンショット 2017-05-25 12.38.50

実際にリスティング(物件のページ)を見てみたけど、

スクリーンショット 2017-05-25 12.42.07

Accommodates(許容人数):Everyone(何人でもOK!)
Beds:Unlimited(無限)
Bathroom:Anywhere(どこでもどーぞ!)
Check In:Whenever(いつでもどーぞ!)

こんな感じ。

Everyone,Anywhere,Unlimited,Whenever

すごいな、これ。
制限が。。。「ない」。

ここまで信頼されたらマナーを守るしかないよね。

問題が起き「たら」、
住民からクレームが来「たら」、
犯罪が起き「たら」、
と、たらたら言っている国とは大違い。

いや、多分問題は起こるけど、
そういうマイナス面よりも
プラス面にフォーカスしているところが良いね。

スウェーデン、好きになっちゃうしね、こんなんされたら。
行きたくなっちゃうよね。

そして多くの観光客が来て、
たくさんのお金を落として、
それが高い税金を通じて
国民に福祉として還元されるわけだから
スウェーデンの国民のためになるし。

ナイスな政策ですね。

国自体をエアビーに登録。
いやー、この発想はなかったなあ。

Bedtype:Natural
アメニティー:野生動物、本物のエアコン。

という感じで、書き方にも遊び心があっていいね。

これを国の観光機関が行なうんだからすごいよね。

日本のVisit Japanとは比べるのも残念な感じ。

ホテル業界に配慮してエアビー制限をかける国と、
国をあげてエアビーと組んで観光客を集める国。

行政のトップのセンスの違いが如実に出るね。

今日の一曲はこちら

Avicii/『Levels』

スウェーデンってことで。

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